<%@LANGUAGE="VBSCRIPT" CODEPAGE="65001"%> 血中濃度を見てみよう!

飲み忘れた時の避妊効果

毎日時間通りに飲んでいる「通常の場合」と、飲み忘れてMAXの翌日服用時間に「2錠飲んだ場合」の二つの状況でのピルの血中濃度を、わかりやすくビジュアル化してみました。

血中濃度を目で見てみよう!

上の図を見てください。ピルの血中濃度がブルーの範囲にあるのが普段正しく飲んでいる状態です。この範囲にホルモン成分が保たれていれば、排卵は起きないものとし、避妊効果は持続しているのです。

一方、下の図は飲み忘れた場合のピルの成分の血中濃度の変化です。 赤ゾーンに入ると排卵が起きてしまうとします。この図を見て、Aのあたりでも「もうこれは赤に入ってる」と見える人もいるでしょうし、Aをちょっと過ぎたところで気づいて服用するのであれば排卵は免れる!と思うかもしれません。Bでも「まだ赤には完全に入り切ってないから排卵はない」と判断する人もいるでしょう。

こういった見方が人それぞれであるのと同様、デジタルデータではない人間の体!体質によっては12時間遅れただけで消退出血が起きてしまうコミュメンバーさんも実際いますし、24時間と30分遅れたけど飲んじゃえ~!としても妊娠しなかったラッキーな人もいます。
一応統計としては、翌日の服用時間迄であれば、遅れても忘れた分を服用することで排卵は抑えられ避妊効果は持続するとされています。
「12時間遅れたら服用継続は可能だが避妊効果はない」と謳っているサイトもあります。「飲み忘れ24時間後に排卵が起きた」というデータもあるようです。○時間までならOKその1分後はダメ!という考え方ではなく、飲み遅れた時間が長ければ長いほど、血中濃度が落ちて、排卵を眠らせる効果が弱まると考えて、自己責任で避妊のバックアップなど対応してください。

なお避妊目的ではなく、生理不順や何かの治療の場合は、避妊効果がなくても継続したほうがいい場合もあります。2日以上飲み忘れても服用中止してはいけないのに避妊のマニュアル丸のみで自己判断しないよう、医師と相談&治療方針をよく理解して対応しましょう。

 

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