◆飲み間違えた!
・色の違う錠剤を飲んでしまった
3相性の場合、ホルモン量の変化によって区別できるよう色分けされています。
シートの裏に飲む順番が1~21or28と、番号が振ってあります。
それを確認しながら1から順番に飲めばいいのですが、うっかり列を間違えたりしても、あまり大騒ぎすることではないのでご心配なく!
ただし28錠タイプの22~28錠目=ホルモン成分が入っていないプラセボを服用した場合は、飲んでいないのと同じことになるので、気付いた時点で1錠追加服用するかいったんリセットして仕切りなおしてください。
実薬同士の間違えできちんと定時に毎日飲んでいたなら、ぶっちゃけ無視して続けても大丈夫。
かといって、普段からどの順番でも構わないという意味ではないので、極力飲み間違えのないよう気をつけましょう。
体質によっては、成分の多い時期に少ない錠剤を飲んだ場合、ホルモンの血中濃度が下がって不正出血が起こる可能性があります。
・飲む順番を間違えてた
同じ色の錠剤同士なら、まったく問題ありません。
1相性のピルは、全部同じものなので、どこからどう飲んでも同じです。
・うっかり1日に複数錠飲んだ
その日飲んだのに、忘れてまた飲んでしまった、別のビタミン剤と間違えて一度に7錠飲んでしまった、などなど意外と相談受けます。 吐気や頭痛が起こりやすい人は、多少強めにでるかもしれませんが、基本的にピルのホルモン成分は元々体内で作られる成分ですし、1錠あたりの量も少ないものです。 多く飲みすぎても、命にかかわる体の異変やよからぬ発作がおきたりすることはありません。毒ではないので、無理やり吐き出したり解毒剤などが必要になることもありません。次の日からは間違えないよう気をつけて、きちんと定時に飲み続けてください。
・意外と多い飲み方の勘違い:「服用開始は月経初日」の意味
ピルの飲み始めは、原則「月経初日」です。
そうすれば、服用開始とともに避妊効果が得られます…と、誰もが聞く飲み方ではありますが、これをずっと適応している人が意外と多いんです!
つまり、2シート目以降も、休薬期間に入り、出血があったらその日から次のシート開始、と、勘違いしているわけです。
2シート目からは出血の日に関係なく、7日間休薬し次シートです。 休薬7日間のうち、何日目に出血があるかは人によります。新シート飲み始めが出血から数日後だったり、出血が終わっていたりしていても、きちんと飲み続ければ、休薬期間中も次のシートも初日から避妊効果は持続します。
「みんな28日周期っていうけど、私は22日なのよね…」なんてアナタは、飲み継ぎ方を間違えてるかも?!